ダイヤモンドコア工事、非破壊検査、斫り(はつり)、ハンドクラッシャー、ウォールソー工事などは埼玉県戸田市の有限会社ディーディーシー

コラム

ダイヤモンドコア工事での下水道工事について

ダイヤモンドコア工事は下水道工事を行う場合にも利用されています。どのような場面で行っているかと言いますと、下水道工事では、既存の水路や擁壁、コンクリート建物の壁などの構造物を避けるか、そこに孔あけをして下水道配管を通す必要が有ります。本来、可能な限り構造物に影響を与えないためには、構造物を避けて配管するのが一番良いのは確かですが、下水道配管は水道配管や雨水配管とは違って、配管勾配や配管経路に対して、特に配慮する必要が有る工事となっています。つまり、配管が急勾配であれば良いという訳でもなく、緩すぎてもよくありませんし、配管の距離が長くなるとメンテナンスの問題も有ります。その為、少しでも構造物と接触する場合であっても、配管を急に上げ下げ出来るものでは無く、左右に折り曲げるにも掃除口となる桝を設置するなどの追加設備が必要となります。そのような時には、ダイヤモンドコア工事を行って、そこに配管を通す事で、適切な配管ルートを確保しながら下水道工事をする事が可能になります。また、下水道工事では、重機を使用出来ない場所や、かなりの深さに配管する工事も多く、そのような場所では、人が入って作業できる大きさの縦孔を掘削して配管工事を行っています。その時に、土留めの仮設壁を作ってその内部で作業しますが、その壁に配管を通す時の穴を開けるのにも、ダイヤモンドコア工事を行う事が有ります。その他、下水道のマンホールに新たに配管を設置する場合にも、コンクリートマンホールの躯体に孔あけを行う作業として、ダイヤモンドコア工事を行います。