ダイヤモンドコア工事、非破壊検査、斫り(はつり)、ハンドクラッシャー、ウォールソー工事などは埼玉県戸田市の有限会社ディーディーシー

コラム

穿孔工事の用途は?

「穿孔工事」とは、高強度のダイヤモンドヘッドが付いた刀のようなもの、いわゆる「ダイヤモンドビット」で、コンクリートなどの硬い建材に、補修の必要がないきれいな孔(あな)を開ける工事のことです。
建築業界の関係者でなければあまり耳にすることのない聞きなれない言葉ですが、どのような用途があるのでしょうか。

穿孔工事の用途としては、
・電話・電気・ガス・水道・エアコンなどの配管・配線工事における、鉄筋・鉄骨コンクリートの孔あけ
・レンガ、大理石、陶器などの硬い素材のものの孔あけ
・道路・ダム・橋梁・土木などのコンクリート構造物の孔あけ及び強度検査のためのコアの採取
・コンクリートの耐震検査
などが例として挙げられます。

穿孔工事の内容によってダイヤモンドビットの大きさを変えることができるので、小さな孔から人が通れるほどの大きなものまで、さまざまな大きさの貫通工事が可能です。

近年増えている用途として「耐震検査」がありますが、具体的にはマンションや土木建造物等の調べたい部分を採取して硬度を測定したり、中性化試験によってコンクリートの耐久性を調べたり、鉄筋腐食状況を調べたりすることができます。
天災などによるお墓の倒壊を防ぐために、墓石に耐震棒を入れるための穿孔工事を行うこともあり、こちらも需要が増えてきています。

ダイヤモンドビットによる穿孔工事は、騒音やほこりが少なく、短時間での穿孔工事が可能なため、おすすめです。